セブ島で盆踊りが4年ぶりに開催! 2 years ago ニュース&イベント セブ島で最も来場者の多い日本のお祭り「盆踊り」が4年ぶりに開催されることとなり、お祭り好きのフィリピン人と日本人で賑わいました。会場は、バイホテル、パークモール、マンダニベイの近くにあるピュアゴールド広場で正午より開門となりました。今回参加できなかった方のために盆踊り大会の様子をお伝えします。 会場に入ると、フィリピンや日本の企業によるさまざまな屋台や商品、サービスが目に飛び込んできます。会場の右手側が屋台の大半を占め、日本やフィリピンの食べ物、飲み物がずらりと並んでいます。日本食では、たこ焼き、牛丼、トンカツ、おにぎりなどが並び、フィリピン料理ではシシグ、フィリピンバーベキュー、フンバ、ビーフタパなど、それぞれの国の代表的な食べ物を購入できます。 吞ん気日本レストランやセブ島で有名なブランドのドライマンゴー会社など、セブ島に長く滞在している人ならおなじみのブランドやレストランを目にすることができます。 会場を歩き回って喉が渇きましたか? そんな時は、お水やソーダ以外にも、種類豊富な飲み物を会場で購入することができます。今年の会場では、ショッピングモールでおなじみのサトウキビドリンクの屋台「Tubo」が再登場し、今後、支店を増やしていくとのことでした。スグボ・メルカドを訪れると、おなじみのドリンクがさまざまなフレーバーとともにパウチに詰められているのを目にすることができます。日本人とフィリピン人はお酒を飲むのが好きという共通点があるので、もちろんアルコール飲料も欠かせません。未成年者への販売を防ぐため、購入希望の成人の方はまずアルコールパスを取得することをお忘れなく! また、日本やフィリピンのスイーツもあります。かき氷や日本のスイーツもありました。 もし、他の国の料理が食べたくなっても大丈夫。ピザやフライドチキン、クレープなど、多国籍な食べ物の屋台があります。 会場の左手側は、物販やサービスのテントが並びます。大半はもフィリピン人が大好きなアニメ関連。コスプレ用のアニメキャラクターの服、孤独な夜のためのアイドル抱き枕、キーホルダー、フィギュア、ぬいぐるみ等さまざまなものがあり、オタクにはたまりません。 また、日本特有のこけしやガチャガチャもありました。 アティックツアーズ・フィリピンの「日本への無料ビザ」のように、日本旅行に関するサービスも提供されています。キズナエステティックセンターのように、イベント限定の割引を行う企業もあります。 盆踊りの参加者は、コスプレをしたり、浴衣や着物を着たりして、日本のお祭りの雰囲気に浸っています。 こちらは日本でモデルをやっている私の友人。インスタグラムでフォロー・応援をお願いします!@rukakiritani ステージでは、フィリピン人と日本人の様々な才能が披露されました。歌のコンテスト、コスプレのコンテスト、食べ比べコンテスト、ビューティコンテストなど、定番のコンテストも見ることができます。 このイベントには、いつも日本から特別なゲストがやってきます。今年は演歌歌手の大空あゆみさんや和太鼓グループのGocooさんなど、おなじみの方々がそれぞれの才能を発揮。さらにフィリピンで有名な日本人YoutuberのFumiyaさんがパフォーマンスを披露し、観客は興奮の渦になりました。また、日本で有名なパンクロックバンド175RのShogoさんも素晴らしい歌声を披露してくださいました。 夜になり、盆踊り大会の終盤に差し掛かると、盆踊りのメインステージであるやぐらの周りで盆踊りを踊るのがお決まりです。最後は鮮やかな花火が夜空を彩り、大盛況のうちに幕を閉じました。 盆踊り2023は、普段のコンテストや屋台の成功に加え、日本とフィリピンの古き良き関係を復活させることに成功したのです。 盆踊りは、セブ在住の日本人ボランティアによって2014年に初めておこなわれ、11,000人が参加しました。その後セブ日本人会がイベントの運営を引き継ぎ、毎年成功を収め、2017年には過去最多33,000人の参加者を記録しました。2019年は一時「Sakura Festival」と呼ばれ、これまでの屋外大会場とは異なり、SMシーサイド内で開催されました。セブ日本人会は2020年にも盆踊り×さくら祭りを計画しましたが、フィリピン国内でCOVID-19のパンデミックが広がったことにより中止となっていました。そして、今年2023年、4年ぶりに盆踊り大会が実現したのです。